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不定期メモってとこかな?


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おわせ深層水しお学舎

羽後峠を完歩し、車の通る道にでてしばらく歩くとこの「しお学舎」にたどり着きます。
廃校になった、旧・古江小学校の校舎をそのまんま使った味わいのある建物です。
少子化や、地方都市の人口減少を感じますが
建て替えるよりも、大事に使う事で訪問した体験者には温かさを感じるし
地元の卒業生にはいつまでも建物が残っているのは嬉しい事だと思います。

校舎全景
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玄関
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校舎内部
おわせ深層水しお学舎_f0104037_11553341.jpg


懐かしい感じ
おわせ深層水しお学舎_f0104037_11564171.jpg


さて肝心の塩作り体験ですが、材料は昨年4月から本格的に取水が始まった
尾鷲近郊、三木埼沖の水深415mから汲み上げています。
日本の至る所で海洋深層水の汲み上げは流行っているようです。
詳しい事は、後の深層水取水センターであるアクアステーションの段で述べます。

ここの塩作りは、低温真空式の窯を使う事で、温度が60度で沸騰させる事ができ、
燃料費の節減と、蒸気の再利用など熱効率を最大限に上げて
発生する二酸化炭素量を減らしています。
この窯には愛称が付いていて、「ソルトマン真ちゃん窯」といいます。
この「真ちゃん」で海水の塩分濃度を24%まであげて
次の「グツグツたい太郎くん」という窯でさらに煮詰めます。
最終的には、「くるくる分太郎」という遠心分離機で塩とにがりに分離します。
ソルトマン真ちゃん窯
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グツグツたい太郎
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くるくる分太郎
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おわせ深層水しお学舎_f0104037_1223338.jpg

ここでの塩作り体験は、「真ちゃん」から作られた濃縮された塩水を
釜飯の容器のような万古焼きの専用塩作り鍋で煮込んでいきます。
ガスコンロの火加減を見ながら、トロッとしてきたら、一旦鍋から取り出し
目の細かい網で、にがりと塩を分離します。
網に残った塩を再度鍋に入れて、煮詰めます。
塊になりそうなところをグリグリかき混ぜていくと
きれいな焼き塩になります。
それを専用の容器に入れ、ラベルを貼り、日付とデカパンダ謹製と書き込みます。
あとで味を試してみると、天然のにがり成分の残った味わいのあるおいしい塩になりました。
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さて途中で残った「にがり」はどうするんでしょう。
これは、また、専用の万古焼きの鍋を使い豆腐を作るのです。
豆乳と、にがりをスプーン1杯入れて、よく混ぜながら熱を加えます。
固形燃料なのでゆっくりと温まります。
10分か15分ほどで豆乳は固まり、
ヒョロヒョロプルプルした絹ごし豆腐になりました。
湯豆腐とも違うそれをスプーンですくって食べると、
にがりを網で分離した時に少し塩が残っていたせいか
ほんのりと塩味がして、なかなか旨いのです。
酒に合いそうです。ビールも良いかもしれません。
熱々の出来たて豆腐を少しずつハフハフいいながら完食しました。
今、スーパーなど店でもおいしい豆腐は販売されていますが
自分で作った豆腐はまた格別のうまさがあります。
今度は大豆つくりからやってみたいと妄想が拡がりました。
おわせ深層水しお学舎_f0104037_1284855.jpg

おわせ深層水しお学舎_f0104037_1291725.jpg

by imagine-creative | 2008-03-03 12:09 | 好奇心のアンテナ