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不定期メモってとこかな?


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初めてであった衝撃の味(B級)

世の中に自分が生まれ育っていく中で、初めて出会う味があります。
中年になって経験がたまる中でも時たま出会いますね。
自分のこまい時にであった「味知との遭遇」は
それぞれに衝撃があり、今でも懐かしくその当時のことを思い出します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1,桂花ラーメン

東京生まれ東京育ちの自分が十八歳の頃、
新宿で初めて九州(熊本)のラーメンに出会った時です。
それまでは、東京でラーメンといえば、しょうゆ味。
時たま塩味、あと、これも最初ちょっと衝撃的だった味噌味しか知りませんでした。

店の外にまで流れる、けもの臭さ。大丈夫かなぁ?
しかし最初のスープを一口含んだ時には
単なる塩味でもなく、こんなコッテリとしたコクのある味は・・・。
更にトッピングのトロトロになった三枚肉(角煮です)
食べ物、飲み物は、濃厚・芳醇が大好きな私は、イチコロでした。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2,スパゲティナポリタン

幼少のみぎり、その頃の一般庶民は休日には映画を見て、
デパートなどに行って買い物をし、
その最上階のレストランで食事をするというのが典型でした。

そこで出会った、「スパゲティ!」
陳列ケースの中でフォークと一緒に巻き付いた麺が上へ延び
おいでおいでをしているじゃあ〜りませんか。
幼児の私は、その光景に釘付けです。
迷わずオレンジ色のナポリタンを注文しました。

普段、和食になれている舌には、
トマトケチャップとマーガリンのコラボレートされた味覚は
黒船を初めて見たようなショックを受けました。
それ以降、誕生日だの特別の日には母に作ってもらっていました。
あぁ〜なんであの安っぽい味が癖になってしまったんだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3,エースコック即席ラーメン

世界初のインスタントラーメンは、日清のチキンラーメンですけど、
幼稚園に入る前からよく新聞を見ていた私には、
豚のキャラクターが調理師の衣装を着、フライパンを持って、
何やら誘っている新聞の全面広告に目が釘付けになりました。

それが発売予告広告のエースコックの即席ラーメンでした。
その後、母にねだりインスタントラーメンを買ってもらい、
ついに食べました。
残念ながら、思いとは大きくかけ離れた、なんて●ずい食品なんだと
痛い失恋にもにた後悔をしました。

何年か経ち自分で調理できるようになると、
素材の一種と考えることができ、
それに合わせた調理方法で食べることができるようになりました。
お湯をかけただけなんて安直な方法ではなく、
手をかけるほど、インスタントの文字からは遠くなるにつれて
味は自分の領分に近くなりました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4,インスタントみそ汁
中学2年の時に小学校の恩師に誘われ、その頃の友人と一緒に
富士登山を経験しました。
8合目にある宿泊施設に体力を使い果たして到着し
最初にだされたのが、雪解け水で作った
某銘柄のインスタントみそ汁でした。
なんとうまい!この世の食べ物とは思えないくらい美味でした。
至極の味とはこういうことを言うのかも。
環境と自分の状況とが尋常でないから味わえたのでしょう。

高山病をおして頂上まで行き、漫画のように足を回転させ、
走って下山し東京に帰り、その感動的体験を再現すべく
近くの食品販売店で、同じインスタントみそ汁を買い、
ドキドキする思いでお湯を注ぎ、香りを確かめました。

「うん?」なんか違う?
違和感を感じながら椀に口を近づけ一口すすりました。
「なんや〜、別物やんけ〜!」
富士山での体験はいったい何だったのでしょう。
こんなに違いがあってはなりませんぞ〜。
こんな経験から自分の味覚に自信を持つことは、
謙虚さを失うことに通じると戒めています。

当時はインスタントみそ汁が出たばかりで
現在の味とは隔世の感があります。はっきりいって別物です。
食品会社の研究者さん達は凄いです。
by imagine-creative | 2009-10-13 12:45 | 喰っちゃる